葬儀、精進料理 赤飯の謎

地域の風習についてちょこっと。。。。

≪精進料理≫
精進料理の精進という言葉は、古代インドの言葉(梵語)
ひたすら修行に努めることを言う、語りを極めるための大きな過程の一つ。
精進の実践方法の中に、美食を戒め粗食であれという行いがある
また殺生を戒める仏教の教えにより、肉類、魚介類を使用せずに
穀物、豆類、野菜などの食材だけで料理をした。
葬儀等に際して、悲しみのなかで身を慎む為に、精進料理が食されるようになった。

≪非時≫(ひじ)
非時という言葉も、仏教の言葉
仏道の修行する者、つまり僧侶は食事をしてはならない時間が決められていた。
その時間は、正午過ぎから翌日の日の出までの時間
僧侶が守るべき規則、戒律で厳しく定められていた。
食事をしてよい時間を正時と呼び、正時であるから「トキ」
「トキ」の時間中に食するから、食事そのものを「トキ」と呼び、日本では
「斎」(とき)の漢字を使用し、「お斎」となった。
一方、食事をしてはならない時間、午後以降に特別に食する場合を「ヒジ」
と呼び、「非時」の漢字をあてた、葬儀は日常とは違う非日常の一大事であり、
ここから葬儀に際して食する精進料理を「非時」と呼ぶようになった。

≪唐辛子汁≫
三重県北勢地方では、葬儀に際して非時の一品として「唐辛子汁」が作られてきた。
辛く涙が出ることから、悲しみを表すためと言われている。
「とううがらし汁」「とんがらし汁」「涙汁」などと呼ばれることもある。
最近では作ることも殆どなくなってしまった。

≪赤飯≫
「とうがらし汁」とともに、赤飯も炊かれる伝統もある、高齢まで生きてきたことは目出度いという考えから赤飯を食べる習慣があったと言われる。
浄土真宗では悲しみのなかでも間違いなしに浄土往生し、仏になる喜びを
表し、赤飯を食べる、御浄土への旅立ちともいわれる。
赤飯のほか、白飯、かやく御飯も、ひじきの煮物、なども・・・。
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by yanbaru5588 | 2012-12-11 22:40 | 親父のひとり言